Back 4 Blood レビュー・評価!キャンペーンをやってみた感想!L4Dシリーズとの違いは?

FPS

Back 4 Bloodとは?

世界中で超人気な『Left 4 Dead』シリーズの制作陣が新たに贈るスリリングな協力型ゾンビFPS、『Back 4 Blood』!
2021年10月12日発売!!

本作では人間の死体を宿主として繁殖する極めて危険なパラサイトであり、残り僅かな人類さえをも飲み込もうとする「リドゥン」との壮絶な戦いが待ち受けます!

ざっくりこのゲームの説明をすると、めちゃくちゃ襲い掛かってくるゾンビをバンバン撃ち殺しまくって何とか生き残るゲームです!

協力してゾンビを倒して進んで行き、次のセーフルームまで行く。そしてまた準備を整えて次のセーフルームまで行く。
この流れは前作のLeft 4 Deadとまったく同じ流れになります!

ゲームのボリューム

このゲームは大まかに2つのゲームモードがあります!

キャンペーンモード

キャンペーンモードは、4人協力プレイのストーリーキャンペーンで、最大3人のフレンドとオンラインプレイが可能になります。
キャンペーンモードで遊べるマップの数は現時点で4マップ(DLCで増える予定)

一番低難易度で全4マップクリアに9時間程度かかったので、ボリュームとしてはかなりのものだと思います!
高難易度はめっちゃ難しそう…

道中で特に行き詰まることもなく、爽快感あふれるサクサクプレイで快適にできたので、誰がやっても楽しめる出来となっていて良かったです!
カード集めなどのやりこみ要素があり、自分好みのビルドができるようになっていてとても良かったです!
日本では規制が厳しく、四肢欠損や血しぶきのエフェクトがあまりなく、L4D2の時と比べると物足りなさを感じました。
動きも少しもっさり感があり、爽快感も少し減った気がします。

スワームモード

スワームモードは、PvP主体のゲームモードになります!
生存者側と感染者側にわかれて4人vs4人で戦います!

今作では、同じマップでどれだけ生き残れるかを競い合います!
生き残った時間が長いチームに1点が入り、2点獲得で勝利になります!

バトロワのような安置が縮まっていく形式を採用しており、カジュアルに楽しめるゲームモードになってると思いました!
L4D2のPvPはめちゃくちゃ敷居が高かった分、今作では初心者でも気軽に遊べるような作りになっていて、自分的にはとても良い変更だと思いました!

ゾンビを自分で動かして、生存者を襲えるのがやっぱりいいですね!
こういうPvPができるのはこのゲームならではですよね!

ゲームの設定項目

キーマウ、コントローラー

感度設定はもちろんのこと、キー設定など細かく設定できるようになってます!

グラフィック

視野角を70~120まで変えることができるのがめちゃめちゃよかったです!
また、明るさはもちろんのこと、コントラストや彩度まで変えられるので、自分が一番見やすい設定でB4Bのストーリーを楽しむことができます!

音声

プレイしている限り、音の方向にちゃんとゾンビがいたので快適にプレイできました!

効果音、会話、BGMの音量の調整もちゃんとできるので安心してください!

L4D2から進化した点

カードシステム

今作ではカードの組み合わせによって、自分のキャラのビルドを作っていきます!

キャンペーンを進めてポイントをためると、カードを開放できます!


解放したカードから15枚を選びデッキを作ることができます!

カードの種類は様々で、ダメージアップや回復量増加、強力な効果が付くがデメリットもあるカードなど、さまざまな種類のカードがあります!

 

ステージが始まるたびに、先ほど作ったデッキからランダムで5枚のカードが選出され、その内1つを選び自分の強化をしていきます!

ステージが進むたびに、カードの枚数が増え、自分のキャラがどんどん強くなっていきます!


自分好みのビルドができるようになったので、育成系や何かに特化させるのが好きな人にはとてもオススメな要素です!
ソロプレイはカードが全部解放されているモードのため、カードポイントが溜まりません。
カードポイントがマルチプレイだけで溜まる仕様はあまり良くないと感じました。
ソロプレイと同じにしてほしかった…

マネーシステム

セーフエリア毎にマネートレードできるショップが置かれています!
マネーは道中で拾えます!

お金を使うことで「回復」「弾の補充」「チームの強化」「武器・アタッチメント」「グレネード」「医療器キット」などが買うことができます!

道中でマネーが適度に溜まり、色々買える程度に調整されてる点!
ベータの時はマネーが溜まらなかったので良かったです!

武器・アタッチメント

今作の武器は、L4Dシリーズとは全く違う印象を受けました!
まず、腰撃ち射撃では集弾性が低下しました。それに伴い、弱点部位を狙うにはADSが必須になりました!

また、武器種類の数が多くなりました!その数30以上!
さらに今作ではアタッチメントの付け替えを行えるようになったので、自分好みの武器にカスタマイズできます!

武器の種類が増え、アタッチメントで自分好みにカスタマイズできるところはとても良かったです!
道中でアタッチメントを外せないのが少し不便だと感じました。
4倍サイトがついている武器を拾ったときに、サイトを外すことができず、近距離戦がすごいきつかったです。

クリーナー(生存者)

今作はL4Dシリーズとは違い、キャラクターによって能力値の個体差があります!
クリーナーは全部で8人おり、それぞれのキャラに特有のスキルがあります!

カードシステムもあり、自分の役割分担などが明確になった点!
ビルド次第で様々な戦い方ができるようになったので良かったです!
ソロプレイではクリーナーが解放されません!
自分はこの仕様のせいで、ストーリーを全クリしても1人もクリーナーが解放されませんでした…

リドゥン(感染者)

今作もL4Dシリーズと同様に、特殊な能力を持った感染者が沸きます!
攻撃すると、大量の感染者を呼び寄せる者や、猛ダッシュで近づいてくる巨大な者など、数多く存在しています!

今作のリドゥンは、ランダムで出た退廃カードによって強化されます!
鎧を着たリドゥンの出現や、倒した後に酸をまき散らすリドゥンの出現など、カードの種類は数多く存在しています!

退廃カードによって、同じステージでも違った展開になりやすい点!
同じステージでも長く遊べる工夫がされてるのはとても良かったです!
前作と比べるとリドゥンの動きが遅くなっており、ゾンビラッシュの際のスリルが減ったように感じました。

Back 4 Bloodをプレイしてみて

カードシステムやキャラのビルドなど、やりこみ要素が充実していてとても良い思いました!
また退廃カードも相まって、同じステージでも飽きにくく、何度でも遊べる点も良かったです!
ベータの時から様々な点が変更されており、ユーザーの意見をしっかり反映させていると感じました!
なので、これから出るDLCにもとても期待ができると思います!

ですが、それでもまだ致命的なバグが残っていたり、爽快感とスリルをL4D2以上に味わえるかと言うと、そうでもない感が否めません。

すごい楽しめて、ずっとはしゃぎっぱなしだったので、みんなにやってほしい!と思うのですが、本製品は8000円と結構高く、そんなに払ってまでやる価値があるかと言われるとそうでもない気がしてしまうのが本音です。
「表現規制」や「値段」にそこまで執着がない人は、めちゃめちゃ楽しめると思うのでおすすめです!
自分的には、今後DLCが来て面白い要素が追加されるまで待ったり、セールが来るまで待つのが無難だと感じました。

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